医学部入って、真面目に頑張りたいけどどんな教科書がいいのか分からないという方向け。
こんにちは、takaです。私はとある国立大学医学部を卒業した医師です。大学時代の成績は上位10%をキープしていました。ちなみにCBTの得点は93%でした。
今回はそんな私が、オススメの発生学の教科書を紹介したいと思います。
という事で、いってみましょー
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発生学とは何か
発生学(はっせいがく、Embryology)は、胚の発生を研究する学問である。胚とは、動物では誕生や孵化の前、植物では発芽の段階にある全ての組織と定義できる。Wikipediaより
医学部で習う発生学は簡単に言うと、受精してから組織や器官の形成を経て赤ちゃんとして誕生するまでの人の発達過程について学ぶ分野です。この分野を学ぶことで、臨床面としては先天性奇形がなぜ起こるのか、早く生まれすぎるとどういった臓器の完成が不十分なのかそういったことについて学ぶことができます。当然、研究方面としてはどういったシグナルが器官の発生に重要なのかといったことが細かく学べます、
という事で、前置きが長くなってしまいましたが、そんな発生学についてわかりやすく解説している参考書を紹介します!
Qシリーズの発生学版。テスト対策、CBT対策はこれで何とかなります。ただ、四肢の発生はないのですべてを網羅できているかといわれるとちょっと微妙かもしれません。とっかかりとしてはいいかもしれませんね。
恐らく医学生が知っておくべき発生の知識はこの本にすべて記載されているでしょう。イラストや写真もたくさん載っています。安い本でとりあえずテスト対策したいと考えている方にはピッタリでしょう!
発生学の詳しい内容の本を一冊
分かりやすい参考書でイメージができたら今度は本格的な参考書で勉強していきます。大学によっては中々に細かい知識が出されるところもあるかと思いますので、その対策用にどうぞ!
イラストが多く視覚的に発生が一発で分かります。そしてわかりやすいです。多分今回の記事でどれか一つ本を選べと言われたらこれをチョイスすると思います。それくらい発生の勉強にはこの本がオススメです。発生学の勉強をするならこの1冊です!図書館でこの本を見つけたときはこっち買えばよかったと本気で後悔した記憶があります。
実は私はこの参考書を使っていました。症例写真、発生過程を動画で見られるというのが売りです。この辺になってくると人の好みのような気もしますが、わかりやすい参考書ではあると思います。
発生学学参考書まとめ
個人的な推し参考書は、ムーア人体発生学です!手短に対策がしたい人は新発生学、カラー図解 人体発生学講義ノートなどを使えばバッチリです。
という事で、いかがだったでしょうか?
基礎医学は医学科の勉強の中でも最初の方に勉強する内容なのでやる気が有り余っている方も多いでしょう。やる気があるときにたくさん勉強しておくと後が楽になります。
この記事が医学生の皆さんに役に立てば幸いです。
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