【研究に追い詰められているあなたへ】心が軽くなる5分間の休憩

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こんにちは。筆者はいまブラック研究室で日々戦っています。
今これを読んでいるということは、おそらく研究がうまくいかなくて苦しくなっているのではないでしょうか。

わかります。
研究は成果が見えづらく、自分を否定されているように感じる時間が長いものです。
特に大学院生という立場では、「自分がダメなのでは」「こんなこともできないのか」と自分を責めてしまいがちです。

でも、そんなときこそ、少しだけ手を止めて読んでみてほしい言葉があります。


1. 研究がうまくいかないのは「当たり前」

あなたがやっている研究は、まだ誰も解いていない問いへの挑戦です。
「うまくいかない」のは、それが自然な状態です。
むしろ最初からスムーズに進む方が不自然です。

科学史を振り返れば、多くの偉大な研究者も何年も足踏みしたり、壁にぶつかっています。
あなたが今、悩んでいるということは、それだけ本気で取り組んでいる証拠です。


2. 焦りや不安は「あなたの敵」ではない

「周りは進んでいるのに、自分だけ置いていかれている気がする」
「このまま卒業できないのでは」
そう思うこともあるでしょう。私もありました。

でも、焦りや不安は“感じてはいけないもの”ではなく、“自分の現状を教えてくれるセンサー”です。
あえて受け止めて、「今、自分は不安なんだな」と言葉にしてみてください。
それだけでも、少し気持ちは落ち着くはずです。


3. 「立ち止まる勇気」も、研究のうち

うまくいかない時期にこそ、思い切って休むことが大切です。
短期的に手が止まることよりも、心が折れてしまうことの方が、ずっと危険です。

疲れたときには、散歩をしたり、趣味に時間を使ったり、思い切って何もしない日を作ってもいいんです。
それも「研究の一部」だと、私は思います。


4. あなたは「研究のための道具」じゃない

よく、「成果が出せないなら存在価値がない」と思い詰めてしまう人がいます。
でも、あなたは機械ではありません。
論文を書くためだけの存在ではありません。

たとえ結果が出なくても、考え続け、悩みながらも前に進もうとしているその姿勢に、価値があります。


5. 今日も、生きていてえらい

最後に、どうか覚えておいてほしいこと。
「今日もなんとか生き延びた」それだけで、あなたは十分すごいです。

自分の限界を感じる日もあるでしょう。
でも、今この瞬間、あなたはまだここにいて、前に進もうとしています。

それだけで、本当に、すごいことなんです。


おわりに:一人じゃない

研究室の中ではなかなか弱音を吐けないことも多いですよね。
でも、あなたのように悩んでいる人は、実はたくさんいます。

この文章が少しでもあなたの心を軽くできたなら、とても嬉しいです。
そして、また少し元気が出たときには、ゆっくりでいいので、机に戻ってください。

あなたの研究は、きっと誰かの未来につながっています。

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