DNAトランスポゾンの仕組み
- トランスポザーゼが末端反復配列を認識
- トランスポゾンを切り出す
- 新しい挿入部位に組み込む
- **ターゲットサイト重複(TSD)**が生じる
LINE-1の自己増殖機構
- ORF1:RNA結合タンパク
- ORF2:エンドヌクレアーゼ+逆転写酵素
- target-primed reverse transcription (TPRT)
宿主はどう抑えるか
- DNAメチル化
- H3K9me3
- piRNA / siRNA
- APOBECなどの制限因子
DNAトランスポゾンの反応サイクル
- トランスポザーゼ二量体化
- TIR認識とDNAループ形成
- 二本鎖切断
- 標的DNAへの転移
- TSD形成
→ 酵素反応+DNA修復のハイブリッド
LINE-1のTPRT機構
- ORF2のエンドヌクレアーゼがT-rich配列を切断
- 露出した3’OHをプライマーに逆転写
- 不完全コピーが多発(5’ truncation)
→ ゲノムに「不完全な化石」を量産
なぜ暴走しないのか
- DNAメチル化
- SETDB1–TRIM28複合体
- piRNAによる転写後制御
抑制=完全遮断ではなく確率制御