医学部入って、真面目に頑張りたいけどどんな教科書がいいのか分からないという方向け。
こんにちは、takaです。私はとある国立大学医学部を卒業した医師です。大学時代の成績は上位10%をキープしていました。ちなみにCBTも93%です。
今回はそんな私が、オススメの解剖の教科書を紹介したいと思います。
という事で、いってみましょー
この記事は3分で読めます!
まずは理解を!簡単な教科書から
医学部の勉強は慣れるまでは、問題演習→易しい本→詳しい本の流れが大事
医学は論理を理解することが大事で、丸暗記をしても将来何の役に立ちません。(もちろん暗記をしなければいけないものがあることも事実ですが笑)
ただ、試験に合格するというのが一番の重要なポイントです。大学の過去問を手に入れて勉強したり、CBTの問題を解くのが良いでしょう。
それでどういう知識が問われているのかをまず確認したうえで勉強を始めていきましょう。時間は有限なので、本を読んで勉強した気になっても意味がありません。そういった意味でまず試験で何が問われるのかを問題を通して理解しましょう!
CBTというのは臨床実習に出る前に受ける試験なのですが、基礎、臨床両方から問題がでます。こちらの記事でオススメのCBT問題集についても紹介しているので先取り学習したい方は是非どうぞ!
という事で、前置きが長くなってしまいましたが、解剖についてわかりやすく解説している参考書を紹介します!
ちなみに私が学生の頃に解剖の先生に言われた言葉で今でも覚えているのは、「解剖実習は医学部の思い出作りのためにやっているわけじゃないからちゃんと予習して献体してくださった方から少しでも学びを得るように実習しなさい」という言葉です。若い頃にはその言葉の意味を深くとらえずなんとなく実習してしまいがちでしたが、医者になっても体の構造としっかり向き合う機会は後にも先にもこの解剖学実習が最初で最後です。(おそらく9割くらいの方は)そういった意味でもしっかりと勉強して実習に臨めると理想的ですね!
この本は解剖で覚えるべきポイントをイラスト付きで解説してくれています。私が学生の頃にも使っていました。すごくオススメです。解剖実習始まる前にざっと読んでおくと実習始まってから楽になると思います。
こちらも入門編としてはわかりやすい参考書だと思います。本当に最初に読む参考書という印象です。
辞書代わりの詳しい本も
前の項で説明した本は解剖学を学ぶ意義という部分が非常にわかりやすい本ですが、実際に細かく書かれている本があると便利な時もあります。実習ではむしろそういう本の方が重宝します。
という事でオススメの参考書です。
実習の時にすごく重宝した一冊。この本には解剖の全てがあるといっても過言ではありません。実習のお供です。オススメです。是非どうぞ!
解剖の教科書の王道です。意識高い勢がよく読んでいる一冊。私も持っていました。ただ、結構読破するのは他の参考書と比べると大変かもしれません。教科書読んで勉強することが苦にならない人ならこれで勉強するといいと思います!
まとめ
理解がしやすい本で全体のイメージをつかんで、実際に実習をする。そして細かい部分は辞書みたいな本で調べる。この繰り返しが重要です。やみくもに血管や筋肉の名前を羅列で覚えてもあまり意味はありませんからね。
個人的な推し参考書は、イラスト解剖学とプロメテウスです!
という事で、いかがだったでしょうか?
基礎医学は医学科の勉強の中でも最初の方に勉強する内容なのでやる気が有り余っている方も多いでしょう。やる気があるときにたくさん勉強しておくと後が楽になります。
この記事が医学生の皆さんに役に立てば幸いです。
他の基礎科目のおすすめ参考書は別の記事で解説しています。
CBTの勉強法については別の記事で解説してます。興味のある方は是非ご覧ください!
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