医学部入って、真面目に頑張りたいけどどんな教科書がいいのか分からないという方向け。
こんにちは、takaです。私はとある国立大学医学部を卒業した医師です。大学時代の成績は上位10%をキープしていました。ちなみにCBTの得点は93%でした。
今回はそんな私が、オススメの微生物学の教科書を紹介したいと思います。
という事で、いってみましょー
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微生物学とは何か
微生物学(びせいぶつがく、英語: microbiology)は、微生物を対象とする生物学の一分野。
微生物とは(真正)細菌、古細菌、原生生物、真菌類など、顕微鏡的大きさ以下の生物を指す。しかし、微生物学という用語を用いられる場合、主として原核生物(細菌、古細菌)をその対象とする場合が多い。また、ウイルスをその対象に含める場合もある。Wikipediaより
医学部で習う微生物学は簡単に言うと、細菌やウイルスにはどんなものがいてそれぞれどんな特徴をもっているのかについて学ぶところです。微生物が増える仕組みやその特徴を知ることで、将来感染症について扱うようになったときに薬の仕組みが理解しやすくなったり、ワクチンや治療の意義の理解についてつながっていくでしょう。
という事で、前置きが長くなってしまいましたが、そんな微生物学についてわかりやすく解説している参考書を紹介します!
初めの一歩は絵で学ぶ 微生物学 細菌・ウイルス・真菌の生態と感染症
イラストがたくさんあって、勉強のとっかかりとしてはすごくいい本だと思います。この本で微生物学のイメージをつけてから詳しく書いてる本でテスト勉強するとより内容が頭に入ってくるかと思います。
シンプルシリーズです。導入からテスト対策まで万能な一冊。ただ、この項で説明する他の本よりは少し難しい本かもしれません。
休み時間シリーズです。微生物学の導入からテスト対策までこの一冊でカバーできます。ただ、すごく詳しい情報が載っているかといわれるとそこまででもないので、本気で勉強したい人は、次の項で紹介する本を持っているといいかもしれません。
微生物の詳しい内容の本を一冊
分かりやすい参考書でイメージができたら今度は本格的な参考書で勉強していきます。大学によっては中々に細かい知識が出されるところもあるかと思いますので、その対策用にどうぞ!
カラー写真が載っている、そして微生物学というよりは感染症学に近い本。臨床に向けて勉強したい人にはうってつけ。臨床と関連している本の方が、何のために勉強しているのか分かりやすくいいのではないかと思います!
標準シリーズの微生物版。私が学生の時に愛読していました。この本を辞書代わりに勉強していて分からないところをこの本で勉強するという感じですね。
微生物学参考書まとめ
個人的な推し参考書は、シンプル微生物学です!最悪この1冊でなんとかなります。本格的にやりたい人はミムス微生物学、標準微生物学などを使えばバッチリです。
という事で、いかがだったでしょうか?
基礎医学は医学科の勉強の中でも最初の方に勉強する内容なのでやる気が有り余っている方も多いでしょう。やる気があるときにたくさん勉強しておくと後が楽になります。
この記事が医学生の皆さんに役に立てば幸いです。
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